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  • Five-year outcomes following timely primary percutaneous

    登録日:/更新日: EHJ

    STEMI患者において、diagnosis to PCIの時間が120分を超えるときに、fibrinolysis をしてからCAG(PCI)が勧められているが、実際はfibrinolysisをされずにlate PCIがなされることが多い。
    今回はフランスの大規模データベースからfibrinolysis±CAG(PCI)群、timely primary PCI, late PCIの3ぐんを比較した。propensity score matchingを行ったところ、fibrinolysis + CAG(PCI)群は有意にlate PCIよりも予後良好と関連した。

    循環器救急 ACS
  • 失神患者においてもバイオマーカーの測定は有用?

    登録日:/更新日: Circulation. 2019;139:2403–2418.

    バイオマーカー(BNP, NT-proBNP, hs-cTn)による心原性失神の診断、およびリスク層別化の有用性は明らかにされていなかった。
    BASEL IX試験に登録された1,538人の失神患者を対象に解析した本研究では、バイオマーカーは単独でも既存のリスクスコア(EGSYS; Evaluation of Guidelies in Syncope Study)より優れた心原性失神の診断能があり、複数のバイオマーカーおよびリスクスコアを組み合わせることでさらに正確性が増す事が示された。予後予測能に関しても同様に既存のリスクスコアより優れている事が証明された。

    循環器救急